
数時間後

ギターを巧みに弾く姿は、カッコよくて憧れの的ですよね。
しかし、いざギターを買って実際に弾いてみると、
指が動かん…音も鳴らない…狙った弦すら弾けない…

こんな風に、ギターの難しさを痛感する方がほとんどだと思います。
ギターを買う前に、頭の中で想像していた自分の姿は、鋭い音を響かせてギターソロをかき鳴らしていたのに不思議ですよね…
「こんなに弾けないものなのか」と、すでに先が暗くなっている方もいるかも知れませんので、

もくじ
ギターは焦ったらダメ

周りに上手い人がいる焦りに追われながら練習しても、「なんで自分は出来ないんだろう」と、
余計に落ち込んでしまう原因になりかねません。
最初から上手い人なんて本当にひと握りなので、まずは「ゆっくり弾いて、ピッキング(ピックで弦を弾くこと)と簡単なコードに慣れる」ことを意識しましょう。

それでも「やっぱり早く上達したい」という方もいると思うので、そんな方に向けた練習方法も最後の方で紹介しています。
是非、興味のある方は最後までご覧ください。
その前に、ギターを買ったらやる事を見ていきましょう。
ギターを買ったらやる事
何事も準備というものは必要です。
ギター練習の準備が不完全だと、それも挫折の原因に繋がりかねません。
ギターを弾くときに必ずやっておく事があるので、確認していきましょう。

爪を切る

ギターを弾く前は爪を切りましょう。
というのも、長い爪のままでは弦を上手く押さえることは、ほぼ不可能ですし、ギターの指板と手を痛めてしまう原因にもなります。
初心者のうちは、ただでさえ弦を押さえることは難しいので、最低限のことは行っていきましょう。
チューニングをする
ギターを弾く前に、必ず行わないといけないのがチューニングです。

チューニングというのは1弦〜6弦まで、それぞれを基準の音に合わせる行為です。
チューニングが合っていなければ、コードをちゃんと押さえられていたとしても、汚い音になってしまうので、事前にしっかり合わせておきましょう。
ギターは、「ドレミファソラシド」を「C D E F G A B C」のように表記します。

ギターの弦の音
6弦=E
5弦=A
4弦=D
3弦=G
2弦=B
1弦=E
最初は覚えることも大変かもしれませんが、しっかり覚えておきましょう。
僕は「家で(EAD)爺さんと婆さんが(GB)良いことしてる(E)」という癖のある覚え方で覚えました。
チューニングは「チューナー」を使って行います。

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アンプに繋ぐ(エレキの場合)
エレキギターは、アンプに繋げることで音を出すことができます。
アンプに繋げなくても練習はできますが、音の作り方などの細かい設定に慣れることも大切です。

エレキギターはヘッドホンを通して練習できますし、生音がアコースティックギターと比べて小さいので、
部屋で弾いても周りに迷惑がかかりづらいので良いですよね。
アンプの繋げ方は以下の通りです。繋げる手順を間違うと故障の原因にも繋がるので、しっかり守りましょう。
アンプの繋げ方
- アンプの電源ケーブルをコンセントに挿す
- 音量とGAINを0にする
- ギターとアンプを繋ぐ
- ギターのボリュームを0にする
- アンプの電源を入れる
故障の原因に繋がるので、ケーブルを抜き差しする際は「アンプの電源がOFF」「ギターとアンプのボリュームとGAINが0」になっている事を必ず確認すること。
Vox amPlug(エレキギター向け)
「アンプを準備するのが面倒くさい!」という時に、おすすめの商品をご紹介します。
これは、ギターのシールドの穴に直接挿し、ヘッドホンを繋ぐだけでアンプの音を聴きながら練習ができるという優れものです。
価格が3,000円程度とお手軽な割に音もかなり本格的なので、エレキギターを弾く方であれば、1つ持っておくと良いですよ。

ギターの練習方法


こんな風に不安になる方も多いと思いますが、ギターを始めた時は誰でも同じように悩みます。
ギターはメチャクチャ難しい楽器なので仕方がないです。

と言っている人は、才能がある人だと思えばいいんです。思いたくないなら思わなければいいんです。
最初は、右手で狙った弦をピックで弾くことすらできませんし、
それに意識を集中させながら左手でコードを押さえるなんて、

って感じですよね。
しかし、自分は才能がないなんて思ってはいけません。
ギター初心者の方は、焦らないことが何よりも大切なので、マイペースに「ピッキングに慣れること」と「簡単なコードを弾く練習」に意識を向けましょう。
ドレミを弾く
初心者が行う基本的な練習として、「ドレミ」を弾くことが挙げられます。
「ドレミファソラシド」は『Cメジャースケール』と呼ばれ、CコードがKeyの曲のギターソロで弾いても、外れない音になります。

ドレミの練習は、左手を動かす練習にもなりますし、同時に右手はピッキングの練習にもなるので、初心者の基礎練習としてよく取り上げられます。
とはいえ、ドレミの練習を侮ってはいけません。ドレミを磨けば、技術はかなり飛躍します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

THE POCKETから引用
最初は左手の動きに集中しながら、右手のピッキングは全て「ダウンピッキング」で弾いてみましょう。

左手の動きに慣れてきたら、今度はピッキングを「オルタネートピッキング」に変えて、
狙った弦を確実に弾けるように、右手に集中して弾いてみましょう。

慣れてきたら、「かえるのうた」にチャレンジしてみるのもおすすめです。
メトロノームを使う

音楽は、ギターでもなんでも、リズムがかなり重要です。
例えばバンドを組んで周りと音を合わせる際、リズムがずれてしまうと、弾き方がいくら完璧でも全てが台無しになってしまうものです。
なので、基礎練習でもなんでもギター練習の際はメトロノームを使いながら、リズムに気を使う習慣を心がけましょう。
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簡単なコードを練習する
U-フレットから引用
ギター初心者が弾きやすい簡単なコードとしてよくあげられるのは、C・G・D・Am・Emです。

しかし、このような基本コードを弾けるようになることで、楽しさを実感する事ができますよ。
ギター初心者の方は、「U-フレット」というサイトで練習してみてはいかがでしょうか?
「U-フレット」は、現在の人気の曲から数年前に流行った曲まで、ギターコードが無料で閲覧できます。

練習する際に持っておくと良い道具が「カポタスト」です。
「カポタスト」というのは、ギターのネックに噛ませる道具で、曲のキーを変更する際に使います。
難しいコードを簡単なコードに変更することも出来るのでおすすめですよ。
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好きな曲を1曲決める
ぷりんと楽譜から引用
ギター初心者の練習方法でいうと、教則本で練習することが一般的かと思いますが、
「好きな曲じゃないのでモチベーションが上がらない」という方も多いはずです。
そんな時は、好きな曲を1曲決めて練習してみましょう。

好きなバンドの楽譜を買って練習したり、YouTubeでTab譜を検索して練習するなどして1曲完成させてみましょう。
時間がかかるかもしれませんが、いい練習になります。
お店に楽譜が売っていない場合は、ネットで購入することも可能です。

挫折しないための考え方
ギターを挫折する原因は人それぞれですが、代表的な挫折の原因をあげるとすれば以下のものになります。
挫折の主な原因
手が痛くなる
Fコードが押さえられない
左右の手で別な動きができない
周りに上手い人ばかりいる
思い返してみると、僕も確かにこういったの理由で諦めてしまいそうな時期がありましたが、
上記のような理由で、ギターを諦めるのは凄く勿体ないことだと感じます。
今から、「ギターを挫折しないための考え方」について紹介していくので、これからの練習のモチベーションに繋げていただけたら嬉しいです。

手の痛みは皆んなが通る道
ギターの挫折の代表的な原因として、「手の痛み」があげられます。

柔らかい指の腹の部分で鉄線を押さえるわけですから、ギターを弾いていると手がボロボロになっていきます。
しかし、手が痛いからといってギターを諦めるのは、凄く勿体ないことです。
最初のうちは、指に痛みを感じるかもしれませんが、ギターを弾く回数を重ねるうちに、だんだん痛みはなくなってきます。

ここで言うのは、感覚が麻痺してくるとかそういうことではなく、痛みに耐えることで指の皮膚が次第に硬くなってきます。
「手が痛くなったら休む」を繰り返し、焦らずにギター練習に取り組んでいきましょう。
「指じゃなくて手首が痛い」という方は、もしかすると、ギターの構え方を間違えている可能性も考えられます。

僕のいち推しのギター系YouTuberも最後の方で紹介しているので、
気になる方は、そちらもご覧ください。
周りと比べないこと
ギターの挫折の原因はいろいろありますが、「上手い人が周りにいっぱいいるから」というケースもあります。
「ギターが上手い人が近くにいると上達しやすい」とよく聞きますが、上手い人と自分を比べてしまい、
「なんで自分だけ弾けないんだ」と焦ってしまう方もいます。

周りと比べた時の焦りから、必死に練習を頑張れる方なら問題はないのですが、
なかなか上手いこと弾けず、ギターを諦めるという方は実際に多いです。
それに、焦ってギターを弾いても何も良いことはありません。

最初のうちは「全然出来ない!」って言いながらコードを4つくらい適当にジャカジャカ弾いてればいいんです。
それを毎日続けることが、上達の鍵です。
気がついたら「あれ、弾けてるかも?」という時が必ず来るので、焦らないことです。
できないのは当たり前
始めたばかりのギターが弾けないのは当たり前です。
さらに独学で覚えようとするなら、上達に時間がかかることは必然です。
なんでもそうですが、何が苦手で何が得意なのかは、自分では気づきにくいものです。

時間をかけて、少しずつ上達していくのがギターです。
とはいえ、「毎日ギターを弾いているのに一向に上手くならない」という方もいるかもしれません。
明らかに上達スピードが遅いと感じることもありますよね。

そんな方の為に、「早く上達するための練習方法」もご紹介します。
早く上達するためには?

言ってることが違うじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、これはあくまで「自分の弱点を克服するための知識を得る」ということです。
ピッキングやコードの押さえ方というのは、何度も繰り返し覚えるしかありません。
しかし、間違ったやり方だと上達スピードが遅くなってしまいます。

急ですが「正しいギターの弾き方を学ぶ方法」を「早く上達するための練習方法」とさせていただきます。
それを今から紹介するので、是非ご覧ください。
YouTubeで勉強する
YouTubeから引用
教則本など、色々なギターの練習の仕方がありますが、今はYouTubeで練習することができます。

ギター初心者の目線に寄り添った基本的なことから、上級者まで参考できる動画がたくさん出回っています。
そんな素晴らしい動画を配信しているのが「ギター系YouTuber」と呼ばれる方々です。
今回は、その「ギター系YouTuber」の中から僕のおすすめをご紹介します。
Rickey(登録者24.9万人)

この方が配信するギター動画は、初心者から上級者まで、幅広いレベルの方が楽しめるものが多いです。
初心者向けの動画をあげると、「ピックの正しい持ち方」「コードチェンジのコツ」などを分かりやすく解説した動画があります。
初心者向けの課題曲なども、分かりやすく解説してくれるのでおすすめですよ。

ギター中級者〜上級者向けの動画をあげると、「音楽理論」を学べる動画も多数配信されています。
音楽理論というのは、作曲する場合に必要になってくる知識のことです。
正直なところ、これが無料で見れることに驚きです。

ギタースクールに通う
一番早くギターを上達する為には、「ギタースクールに通う」ことが得策です。
というのも、YouTubeや教則本は「ギターのあるある」を教えるものが多く、「人によって違う癖」は治してくれません。
なので、教則本やYouTubeは基本を固められるとはいえ、自分の悪い癖が残ったまま練習してしまう可能性が大きいです。

対して、ギターレッスンはマンツーマンの指導をしてくれる教室も多く、自分の悪い癖といった弱点を克服しやすいです。
また、弱点だけでなく自分の上手いところ(強み)も教えてくれるので自信に繋がります。
ギターレッスンは基本的に有料ですが、その分見返りが大きいのは魅了ですよね。

独学は上達まで時間がかかる

「独学でギターの練習には限界がある気がする」と感じる方も多いと思います。
独学だと、確かに「自分がギターを上手く弾くには一生かかっても無理だ」と落ち込みそうになるかもしれません。
しかし、毎日練習することで着実に上達はします。

下手くそでも良いので、10分でも良いので毎日ギターを弾くようにしてみましょう。
必ず弾けるようになってきます。
しかし、独学だと時間がかかることは事実なので、音楽教室に通うことをおすすめします。
アドバイスを聞くことが大切
僕が好きなバンド「BUMP OF CHICKEN」のギター「増川弘明さん」の話を少しだけします。
増川さんは、今でこそレベルの高いギターソロを演奏していますが、下手だと言われ続けていた時期があり、
バンプ脱退まで考えていた事もあるそうです。

当時プロとして活動していた増川さんがギターレッスンを受けるというのは、プライドが邪魔をしてもおかしくありません。
そんな中でのその決断は、相当勇気のいる事だったと思います。
何が言いたいかというと、自分の演奏にアドバイスを貰うことは大事なんだと改めて気付かされた部分があります。

オンラインレッスンがおすすめ
ギターレッスンを受けたいけど、「ギター教室に通う時間がない」「雨の日は通いたくない」といった悩みがある方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが「THE POCKETのオンラインレッスン」です。
一般的な音楽教室よりも比較的に値段が安く、レッスンの日時が固定じゃないので、忙しい大人の方も気軽に参加いただけます。

無料体験レッスンもあるので興味のある方は是非、申し込んでみてはいかがでしょうか?
自分好みの音楽はどうやって見つける?

今回は「独学で頑張っているギター初心者の練習方法」と、「ギターを挫折しないための考え方」についてご紹介しました。
当ブログでは、他にも「コスパの良いワイヤレスイヤホン」や「自分好みの音楽の見つけ方」といったことも紹介しています。
音楽系以外の雑記も書いているので、気になる方は是非、こちらで覗いてみてください。
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